秋分の日は晴れるってホント?毎年の天気から検証!

 

秋は日差しが柔らかくなり、気候が穏やかになります。イベントや行事も多くなるので出かける機会が増えますね。

 

お出掛けとなると気になるのがお天気。雨だと準備も大変だし、イベントが中止になることもあります。台風がくる季節でもあるので、ヒヤヒヤです。

 

そんな秋の1日、秋分の日。なんとなく毎年晴れが多いような気がしませんか?お休みだしお出掛けしたい。本当に晴れるなら、予定も立てやすい!

 

秋分の日が晴れるのか?解説しましょう。

 

秋分の日は毎年晴れているのか?

秋分の日

秋分の日とは、日本の国民の祝日の1つです。9月22日〜23日ごろのいずれか1日とされており、毎年同じ日とは限りません。

 

昼と夜が同じ長さになる日と言われますが、実際には昼の方が若干長くなります。

 

秋分の日は、「毎年晴れる」と考えている人が多いようです。実際のところはどうなんでしょう。

 

特異日

その前後の日と比べて偶然とは思えないほど高い確率で、特定の気象状態になる日のことを「特異日」と言います。

 

晴れ以外にも、雨、台風なども含め、日本(主に東京)で特異日とされている日は、10日ほどあります。晴れの特異日としては、11月3日の文化の日があります。

 

しかし、秋分の日はそれに含まれません。晴れの特異日ではないのです。

 

晴れる確率が高い日はあるの?

晴れの特異日

先ほどの特異日の中でも、「晴れの特異日」はいくつかあります。

  • 1月16日
  • 3月14日
  • 6月1日
  • 11月3日

以上の日は、晴れの特異日とされています。

 

その他の特異日

晴れ以外にも特異日があります。

  • 3月30日は雨の特異日
  • 4月6日は花冷えの特異日
  • 6月28日は雨の特異日
  • 7月17日は雨の特異日
  • 8月18日は猛暑の特異日
  • 9月12日は雨の特異日
  • 9月17日は台風の特異日
  • 9月26日は台風の特異日

 

10月10日

2000年に変更になるまで、「体育の日」であった10月10日は、晴れの特異日だと思われがちですが、実は、違います。2000年までの30年間のデータから見ても雨が全く降らなかった日は、10月9日で17回、10日で19回、11日で14回となっており、大きな差は認められません。11日間も雨が降っていたことに逆に驚いてしまいます。

 

天気出現率

晴れの特異日ではありませんが、東京で晴れやすい日というのはいくつかあります。平成元年以来、雨が降っていないのが、12月24日のクリスマスイブの日です。

 

特異日は主に東京で統計がとられているので、住んでいる地域や旅行で赴く地域の天気出現率とは異なる可能性が高いです。天気出現率というのは、30年間の気象データを基にした天気統計です。

 

インターネット上には、「天気出現率」を調べているサイトがあるので、お出掛けの予定がある日には調べて参考にしてみるのもいいでしょう。東京のクリスマスイブの日のように晴れやすい日がきっとあると思います。

 

まとめ

残念ですが、秋分の日は特異日ではありませんでした。しかし、天気は地域によって誤差があります。晴れやすい日はありますので、探してみるのも面白そうです。

 

最近は、「これまでにない」とか「史上最大規模の台風」などと言って統計とは異なる天候になりやすいのも事実です。

 

イベントのときに晴れたならば、運が良かった!ラッキー!と感謝して、存分に楽しみましょう。

 

雨の日も楽しめることはいろいろあります。天気とうまく付き合って、秋を満喫してくださいね。

 

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